top of page
検索
  • 執筆者の写真K.S

あなたの体調不良、季節のせいかもしれませんよ?

更新日:2022年5月25日

先週、関東甲信越地域では、梅雨入りしましたね。

てるてる坊主

雨ばっかり降ってじめじめして嫌になってしまいますよね。


雨の季節、どうしても低気圧の影響で頭が痛い、体がだるい、なんとなく息苦しい など、不調に悩まされてはいないでしょうか?


不調の時、天気予報を見てみると台風が接近していたり雨の予報が出ていたりすることが多い。そんな人は気圧の変化によって体調が悪くなってしまっている可能性が高いですね。


このような気圧変化によって起こる体調不良は、「気象病」や「天気痛」と呼ばれ、多くの方が悩んでいる症状です。

 

気象病の主な症状


気象病の症状はいくつもあります。

人によって症状は様々ですが、主にめまいや頭痛、だるさといった症状に悩まされる方が多くいます。

気象病で出やすい症状はこちらです。

頭痛

  • めまい

  • 頭痛

  • だるさ

  • 喘息

  • 肩こり

  • 神経痛

  • 腰痛

  • 関節痛

  • リウマチ

  • 蕁麻疹

  • 吐き気

  • 古傷がうずく

気象病の症状を感じやすいのは女性が多いと言われています。

しかし、最近の異常気象の為性別関わらず多くの方が症状が出ます。 自分には関係ないと思わずに原因や対策を確認していきましょう。

 

気象病の原因

内耳(ないじ)という器官が関係しています。

気圧が変化すると内耳から脳に伝達され、体を順応させようとします。

この内耳が気圧の変化に敏感だと、わずかな変化でも脳に過剰な情報が伝わり、頭痛・めまいなど、さまざまな体調不良を引き起こします。


気象病になりやすい人

○天候や季節の変わり目に体調が悪くなる。

乗り物酔いしやすい。

大きなケガをした箇所がときどき痛む。

片頭痛持ちである。

ストレスを感じやすい。

天候が悪いと気分が沈む。

新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる。

姿勢が前かがみになりがちである。

几帳面な性格である。


佐藤 純著『なんだか調子が悪いのは「天気痛」かもしれません』

株式会社PHP研究所より一部抜粋)

 

症状を軽くするには?

●耳のマッサージ 両耳をつまんで上下・左右にひっぱったり、ゆっくり5回まわしてマッサージしましょう。朝・昼・晩、毎日行うことで内耳の血流が良くなり、予防につながります。 ●薬

血流を改善する抗めまい薬や、内耳のリンパ液の流れをよくする漢方薬などで改善することもあります。まずはかかりつけの医師や薬剤師に相談してみましょう。


自律神経のバランスを整える生活を心がけましょう。

例えば…

十分な睡眠をとり、適度な運動、お風呂にゆったり浸かる、バランスの良い食事を心がけることで自律神経のバランスを整えます。

自律神経のバランスが整いやすくなると、気圧の変化が起こっても乱れにくくなります。


その中でも今回は「お風呂に浸かる」ことについてお伝えします!

入浴


実際、お風呂に入るという行為そのものには、

「温熱作用」「静水圧作用」「浮力作用」という3つの体に良い作用があるといわれています。


① 血行を良くし、自律神経を整える「温熱作用」

1つめは「温熱作用」です。

お湯のぬくもりが体を温めることで得られます。

お湯に浸かって体温が上がると、血管が広がって血流が良くなります。

これにより、体の各組織への酸素供給が促進され、老廃物や疲労物質の排出が促されることになります。


また、このときの湯温が自律神経へ影響を及ぼすのですが、高低によって違いがあります。

高め(42~44℃)の場合、交感神経優位となって心身を覚醒させる働きがあります。

低め(36~38℃)の場合、副交感神経優位となってリラックスした状態に導く働きがあるといわれています。


1日の活動のスタートとなる朝風呂は熱め、就寝前にはぬるめなど、入浴のタイミングに合わせて調整すると効果的です。


② 血液やリンパ液の循環を促す「静水圧作用」

2つめは「静水圧作用」です。

湯船に浸かっている部分は、浴槽内のお湯によって大気中よりも大きな圧力を受けています。

入浴中は圧力を感じませんが、胸囲は1~3cm、腹囲は3~6cm程度も縮むほどの圧力です。

この水圧が体に掛かることにより、横隔膜が押し上げられて肺の容量が減少し、体を巡る酸素の量も少なくなるので、呼吸数が自然と増えることになります。

これに合わせて心臓の動きも活発化し、血液やリンパ液の循環が促されます。

全身の血行が促進されることによって、肩こりや腰痛の緩和、冷え性の改善が期待できます。


③ 筋肉の緊張をほぐし、脳への安らぎを与える「浮力作用」

3つめは「浮力作用」です。

水中では、浮力によって感じる体重が空気中に比べて約1/9となります。

体重50kgの人であれば、5.5kg程度まで減少します。

これにより、体の各部分を重力から支えていた筋肉の緊張がほぐされることになります。

また、その緊張による脳への刺激も和らいでゆき、心身ともにリラクゼーションが得られます。

関節痛などで、普段は動かしづらい部位も比較的簡単に動かすことができるので、リハビリテーションなどにも応用されています。

 

まとめ

気象病の症状は、頭痛をはじめ、めまい、だるさ、倦怠感等様々な症状があります。


気象病の原因は、耳の中にある内耳が気圧の変化に敏感なことです。

気圧が変化すると内耳から脳に伝達され、体を順応させようとします。

内耳が敏感だと、わずかな変化でも脳に過剰な情報が伝わり、頭痛・めまいなど、さまざまな体調不良を引き起こします。


症状を軽くするにはいくつかの方法があります。

耳のマッサージ、薬の服用、また、自律神経のバランスを整えること


入浴

———自律神経を整えるには?

「入浴」が効果的です。


○得られる作用3つ

温熱作用…血行を良くし、自律神経を整える

静水圧作用…血液やリンパ液の循環を促す

浮力作用…筋肉の緊張をほぐし、脳への安らぎを与える


入浴には、健康効果が得られますが度を超すと悪影響となることもあります。

大量発汗による脱水症状、急な温度変化による入浴事故も多数起きているので、

何事もほどほどに!気持ちの良い範囲で毎日のお風呂ライフを楽しんでください。















0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page